

ねこまんま21号
「カエルのケロタ」
空に咲くという花火をさがしに、トノサマガエルのこども、ケロタとケロミは川をくだります。
ひまわりもあさがおもきれいで大きいけれど、花火ではありません。
さがしているうちに、ケロタはとうとう人間のこどもにつかまってしまいます。さあ大変。
「ばばちゃんの毛糸のぼうし」
いそがしいかあさんのかわりに、ゆうちゃんはばばちゃんにぼうしをあんでもらいます。
だいだいいろの毛糸をくるっくるっ、しわしわのばばちゃんの手が魔法のように動きます。
出来上がったぼうしについていたのは、思い出のじいちゃんのボタンでした。
「カブトもぐら」
たいくつなもぐら一家。二ひきのこどもが(とんでもないこと)をさがしに行きます。
トンネルをすすんでいくと、なにやらごちそうのにおいが…
おなかいっぱいになったもぐら一家にふりかかる(とんでもないこと)とは?
「くつ下あわせ」
ぼくのわがままのおかげで、交通事故にあい入院してしまったママ。
ママのいない家は、荒れ放題。ママにたよりっぱなしだったパパとぼくは、
どうしていいかわからない。でも、ちらかった洗濯物の前で、ぼくは名案を思いついたんだ。
「お兄ちゃんの声が聞こえる」
チューちゃんは、四人きょうだいの末っ子。戦争の足音が日に日に大きくなる時代。
いたずらだけど頼りになるお兄ちゃんが、志願して特攻隊に入ってしまう。
空襲警報がひびきわたり、爆撃からのがれ逃げ惑うチューちゃんの耳にお兄ちゃんの声が聞こえてきた。
「ママとわたしの彼」
五年生の夕菜はママと二人暮し。そこに保育師の陽介くんがあらわれた。
三人でドライブに行ったり、陽介くんの手料理を食べたり…
ともだちの亜紀は、二人はつきあってるって言うけれど。そんなこと、あるわけない。
「かぎざきのセーラー服」
元気なはづきは、教室でころんでセーラー服のそでをやぶってしまった。仲良し三人組でデパートの
制服売り場へ行き、修理の相談。ついでに地下の物産展で、売り場のお兄さんにちゃっかりお好み焼きをおごって
もらったり… めげないはづきの、はつらつとした毎日は楽しくすぎていく。
「火の花」
サラの父、腕利きの鍛冶屋のカシュドクには秘密の過去があった。
いくさがはじまり、ある日父は家に帰ってこなくなった。サラは村をでて、タジマのもとできびしい修行をつむ。
父と約束した大きな火の花を空にさかせるために。